▷ one point:好きな曲は歌う練習をする前に、まず何度も繰り返して聴く必要があります。それと同じ、会話ができるようになる前にまず耳に慣れさせることが重要です。聞き取れない単語があったら頭の中で意味を当てながらナレーションを聞くと、記憶が一層深まり、より早く日本語耳になれます。
【朗読発声 短文2回リピード】
▷ one point:音声に続いて発声練習をしてください。好きな歌手の曲を練習する時と同じように、発音やイントネーションが少しでもナレーションに近づくように数回練習しましょう。声を出して練習すると効果的です。step1で分からなかった単語は原文と照らし合わせながら自主的に調べるとより印象に残りやすいです。
【仕上げ 字幕付き1回再生】
▷ one point:いよいよ仕上げです。カラオケで歌を歌う時の様子を思い浮かべてください。字幕についていけるように何回か朗読練習しましょう。
》次へ 第48課
《原文》
先輩:ハンさん、7卓様にお冷を持って行ってください。
ハン:はい。そのあとお手洗いに行ってきます。
先輩:ハンさん、勤務時間中はお手洗いではなく「3番」と言ってください。
ハン:どうして3番なんですか。
先輩:お客様に聞かれていても不快にさせないために、わざと違う言い方をしているんです。ただ、うちの店は3番ですが、他のお店は2番とか他の言い方をするところもありますよ。
ハン:そうなんですね。
先輩:他にも飲食店には専門用語がいくつかあるのを知っていますか。
ハン:注文を入力する「ハンディ」とかですか。
先輩:そうですね、あとはお客様が帰られた後のテーブルを片付けることを「バッシング」と言います。
ハン:バッシングするときに使うふきんは「ダスター」ですね。
先輩:正解です。そのような専門用語は、短い言葉で伝わりやすくするためにあります。
ハン:確かにその方が言いやすいです。
先輩:積極的に専門用語を覚えて使っていきましょう。
ハン:分かりました。では3番に行ってきます。
先輩:行ってらっしゃい。