▷ one point:好きな曲は歌う練習をする前に、まず何度も繰り返して聴く必要があります。それと同じ、会話ができるようになる前にまず耳に慣れさせることが重要です。聞き取れない単語があったら頭の中で意味を当てながらナレーションを聞くと、記憶が一層深まり、より早く日本語耳になれます。
【朗読発声 短文2回リピード】
▷ one point:音声に続いて発声練習をしてください。好きな歌手の曲を練習する時と同じように、発音やイントネーションが少しでもナレーションに近づくように数回練習しましょう。声を出して練習すると効果的です。step1で分からなかった単語は原文と照らし合わせながら自主的に調べるとより印象に残りやすいです。
【仕上げ 字幕付き1回再生】
▷ one point:いよいよ仕上げです。カラオケで歌を歌う時の様子を思い浮かべてください。字幕についていけるように何回か朗読練習しましょう。
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《原文》
店長:今回はご応募いただきありがとうございます。店長の稲田と申します。よろしくお願いします。
ハン:ハンと言います。本日はよろしくお願いします。
店長:では、まず今回うちの仕事に応募した理由を教えていただけますか。
ハン:はい、私は留学で日本に来たばかりですが。日本の居酒屋文化にとても興味があります。居酒屋でアルバイトしてみたいなと、以前から思っていました。それから人と接することが好きですので、接客の仕事を通じてたくさんの人と関われたらと思って、応募いたしました。
店長:ありがとうございます。ちなみに、こういう接客業のアルバイトのご経験はありますか。
ハン:ガッツリ接客業ではないかもしれませんが、母国で夏休みの時にスーパーのアルバイトを少し経験したことがあります。その時もたくさんのお客さんや同僚と協力して仕事をしましたので、コミュニケーション力とチームワークには自信があります。
店長:なるほど、日本語はどのぐらい勉強しましたか。
ハン:母国で2年間ほど勉強しました。仕事中もし分からないことがあったら必ず周りの先輩たちに質問して1つずつ頑張って覚えていきたいと思います。
店長:それは大事ですね。働ける時間と曜日はどんな感じですか。
ハン:毎週の土曜日と日曜日の午後5時から夜の11時ぐらいまでシフトに入れます。ただし、平日は学校があるのであまり出られないかもしれません。
店長:つまり、週2回だけ出勤できるということですね。
ハン:はい、そうです。
店長:なるほど、確かに土曜日と日曜日は忙しいので助かりますが。しかし、平日の夜もどこか1回でも出られると嬉しいですけどね、その辺どうですか。
ハン:えっと、そうですね。分かりました、では平日も週1ぐらい出れるように調整してみます。
店長:それは助かります、そしたら今週末からのスタートでお願いしようかなと思います。
ハン:はい、ありがとうございます。今週末スタートで問題ないです。
店長:では、そのようにお願いします。
ハン:はい、よろしくお願いします。