面接会話集

第97課 面接会話例4

回数
5回連続再生
学び方
聞き流し
▷ one point:好きな曲は歌う練習をする前に、まず何度も繰り返して聴く必要があります。それと同じ、会話ができるようになる前にまず耳に慣れさせることが重要です。聞き取れない単語があったら頭の中で意味を当てながらナレーションを聞くと、記憶が一層深まり、より早く日本語耳になれます。

【朗読発声 短文2回リピード】

▷ one point:音声に続いて発声練習をしてください。好きな歌手の曲を練習する時と同じように、発音やイントネーションが少しでもナレーションに近づくように数回練習しましょう。声を出して練習すると効果的です。step1で分からなかった単語は原文と照らし合わせながら自主的に調べるとより印象に残りやすいです。

【仕上げ 字幕付き1回再生】

▷ one point:いよいよ仕上げです。カラオケで歌を歌う時の様子を思い浮かべてください。字幕についていけるように何回か朗読練習しましょう。

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《原文》

面接官:本日は当社にお越しいただきありがとうございます。早速ですが面接を始めていきます。まず簡単に自己紹介をお願いします。
ハン:はい。ABC大学から参りましたハンと申します。本日はよろしくお願いします。
面接官:ありがとうございます。学生時代にアルバイト経験があれば、それについて簡単に教えていただけますか。
ハン:はい、日本では居酒屋のホールで接客のアルバイトをしていました。
面接官:なるほど。居酒屋でのアルバイトで学んだことを教えてください。
ハン:居酒屋のホールはお客様を直接相手する仕事になります。そのため、お客様に気持ちよくサービスを受けてもらえることがとても大切であり、そのための方法を居酒屋の店長や一緒にアルバイトをしていた仲間に学びました。日本は私の国と比べると、サービス精神がとても優れていると感じます。私の国では許容されるレベルのサービスでも、日本では足りないこともありました。
面接官:日本はおもてなしの文化があるので、苦労されたかもしれませんね。特に居酒屋ではいろいろなお客様が来られたと思いますので、尚更かと思います。エントリーシートがよく書けているので、次の質問を最後にします。あなたが仕事をするにあたって重要と考えることは何でしょうか。その理由も合わせて教えてください。
ハン:私は大学での勉強を通じて日本の文化を学ぶとともに、アルバイトをする中でとても高いレベルの接客を学んだと自負しています。仕事をするにあたっては、お客様に少しでも高いバリューを提供するようにすることを優先すべきだと思っています。日本のサービス精神は世界でも最高レベルだと私は思います。お客様の要望を謙虚に受け止め、サービスを向上し高いバリューを提供することがとても重要だと考えています。
面接官:ありがとうございます。よく分かりました。結果は改めて通知します。
ハン:ありがとうございました。

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